共済コラム

たぶん・・・

2018年11月28日

 臨時国会は、冒頭からお粗末な大臣の資質が問われる事態となった。当然、安倍総理の任命責任が問われるはずだが・・・。

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 そんな折、ある新聞記者のコラムが目に留まった。少し引いてみる。「政治家の差別発言は悲しい。しかも謝罪で再び悔しい思いをさせられることが多い。『誤解を招き……』という言い口で、受け手側の『誤解』だと強弁したり、『不快に思われた方がいたとすれば』と前置きして、条件付きの『とすれば謝罪』を多用したりする。不適切な言葉と思うなら、撤回し、真摯に謝ればいいのに。(中略) 時々、自分への戒めみたいに読み返す詩がある。詩人、川崎洋さんの『詩は、たぶん』。〈詩は、たぶん/弱者の味方/ためらう心のささえ/屈折した思いの出口/不完全な存在である人間に/やさしくうなずくもの/たぶん〉最後の行の『たぶん』に、言葉はこんなにも謙虚でなきゃいけないんだ、と噛みしめる。記事を書くとき、果てしない『たぶん』を胸に、この言葉でいいかと自問する・・・」と続き、記者は、この詩の、「詩」という言葉を「政治家の言葉」と置き換え現状を憂いた。同様にJP労組に置き換えてみたい。「JP労組の言葉は、たぶん、弱者の味方、ためらう心のささえ、屈折した思いの出口・・・」、こうありたい。

 話は変わって、もうひとつの「たぶん」。それは「たぶん大丈夫」という言葉。この曖昧で根拠のない安心感がいかに頼りないかは、今年、続発した地震や台風など、数々の災害や事故の発生が物語っている。さらに注目すべきは、近年大規模な被害をもたらした東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震の震源域の地震発生確率が10%未満という事実。

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 つまり、「発生確率が低い地域に住んでいるから、(たぶん)大丈夫」とはいえないこと。JP共済生協には、火災・自然災害共済をはじめ、こうした万が一に備える「根拠のある一定の安心感」をお届けできる制度(商品)がラインナップされている(それも非営利運営と郵政に働く仲間のスケールメリットによって安価で)。ぜひ、皆さんの安心ライフのためにお勧めしたい。

 
 そうしたことから、早速、「川崎洋詩集」を購入し読んでみた。その中で心に残った作品「これから」の一節を記す。

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〈これまでに/悔やんでも悔やみきれない傷跡を/いくつか/しるしてしまった/もうどうにもならない/だが/これから/どうにかできる/書き込みのない/まっさらなページがあるのだ・・・〉この詩集は、どこを開いてもいい言葉に出会えた。言葉の一つひとつに心が洗われる。元気がわく。労組役員時代にこんな詩に出会っていっていたらと残念だが、これからも「こんな言葉」を大事にしたいと思う。人生はまだ続くのだから、たぶん・・・。

                     (Komu-Taka)

 





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