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「心ひとつに運動」岩手南リアス支部へ再び訪れて

2012年2月23日

 拝啓 組合員の皆さんお元気ですか。
 日本列島には大寒波が押し寄せ、深刻な大雪被害の報が届き心配しています。また、乾燥が続き各地でインフルエンザが猛威を振るっているようです。組合員の皆さんも体調管理に留意してください。
 私といえば、お蔭様で元気に活動しておりますが、25年程前から悩まされている花粉(症)が今年もやって来ました。「その顔で花粉症?」と言われますが、きっと、デリケートな心の持ち主なのでしょうね(苦笑)。これから憂鬱な時が続きますが負けずに頑張りたいと思います。

 

 さて、関東地本が「心ひとつに運動」の一環で被災後のサポートを担当している「岩手南リアス支部」へ昨年の9月に初めて訪問して以来、年明け1月から2月にかけて再び訪れる機会を得ました。
 まず、1月15日に支部主催の「復興への集い」にご案内をいただき、外一面真っ白な銀世界に覆われた遠野市を訪れました。集いは、仲間とともに家族も亡くされた組合員、津波で自宅が流され仮設住宅で暮らす組合員も多く参加され、鎮魂の想いとともに悲しみや苦しみを乗り越え、新たな一歩を踏み出そうとする熱い息吹を強く感じました。また、大和田支部長のあいさつでは、関東の支援ボランティア活動などの取り組みに感謝の意を表した上で、涙ながらに「一番うれしかったのは、被災した陸前高田局の前で関東の組合員も泣いてくれたこと」と話されたことがとても印象的でした。支部からは「関東の皆さんによろしく」とも託されました。遅くなりましたがお伝えしたいと思います。
 私も、関東の組合員を代表して、「自らも被災者でありながら被災直後から郵政サービスを守るため奮闘いただいた皆さんは郵政に働くものの誇りです。ボランティア活動に参加した組合員は、逆に元気をもらって帰郷しており感謝します。『心ひとつに運動』のメインテーマは、助け合い精神に立脚した労働運動の原点とその価値を見つめ直すことであり、この絆のネットワークを通じて、お互い被災地として一緒に困難を乗り越えましょう」と申し上げ、「ガンバッペシ岩手! ガンバッペシ南リアス!」とエールを送りあいさつを締めくくりました。

 

 次は、2月18日に、関東女性フォーラムの皆さんの手作りによるクレイクラフト(粘土細工)の雛人形、男雛(お殿様)と女雛(お姫様)の約50セットを届けるため、女性フォーラム役員の皆さんと一緒に釜石支店(局)を訪ねました。「津波で雛人形が流されてしまった方々に少しでも桃の節句の季節感を」との女性ならではのやさしい心配りで、「関東女性の集い(ゆうガール)」に参加された約100名の皆さんが作製したものです。
 その際、私は、「雛人形は、地本事務所のある埼玉県さいたま市が全国一の生産量を誇り、販売の中心である東京の浅草橋には、中央本部役員時代に住んでおり、この時期、駅前は雛人形を買い求める人々で大混雑していたことを思い出し、何か縁を感じています」そして、「世界にひとつだけのこの雛人形には世界一心がこもっています。ちなみに、私の次女は3月2日生まれで『桃子』と名付けました。関係ないですね。(笑)」とごあいさつ申し上げました。
 支部の女性フォーラムの議長からは、「組合員に配布し傷つき折れそうな心の癒しにしたいと思います」と大変喜んでいただきました。
 さらに、現在、ユースネットの若い組合員の皆さんも独自の取り組みを検討しているなど、組合員の皆さんの協力で着実にサポート地本としての責任の上に絆のネットワークは広がりを見せています。

 

 一方、関東の被災された組合員の支援としては、すでに、ポストライフから、総額で5,240万円の特別見舞金が組合員に交付されていることに加えて、関東独自に実施した被災者に対するお見舞金の交付では、家屋損害(全壊、半壊)が79件、通勤自動車損害が20件、総額で1,650万円を被災された組合員の皆さんに手交させていただきました。
 被災された組合員からは、多くの感謝の言葉を寄せていただいております。
 なお、この関東としてのお見舞金の原資は、中央本部等からのお見舞金と全国から寄せられた義援金の全額を充当したものです。
 ただただ、全国の仲間の善意に感謝、感謝です。

 

 そんな想いも込めて、3月24日には「3.11を忘れない関東集会」を開催し、岩手南リアス支部の仲間とともに、防災に対する学習と相互交流を図るなど、関東も被災地であることを風化させることなく、さらなる「心ひとつに運動」の発展を期したいと思っています。これからも、ご協力よろしくお願いします。

 

 また、2月16〜17日に被災地である仙台市において「第9回中央委員会」が開催されました。中央委員会では、12春季生活闘争方針の確立をはじめ、郵政改革、郵便再生、新たな人事・給与制度、次期参院選の対応、等々、私たちの将来を左右しかねない重要課題を論議し、これからの取り組み方針を決定しました。関東地本は、2月10日に開催した支部代表者会議の論議を踏まえ、関東の想いを発信したところです。
 中央委員会の模様は、2月22日から始まる関東統一職場オルグで支部、連協、地本の役員が職場に足を運び、直接、組合員の皆さんに報告するとともに、皆さんの意見を聞いてこれからの活動に活かすこととしています。
 ぜひ、職場集会に出席していただきたいと思います。
 JP労組関東の主人公は組合員の皆さん自身ですから。

 

 今月の便りも少し長くなりましたので、この辺で筆を擱きます。

 これからも、厳しい寒さが続きますので、くれぐれもご自愛ください。

敬具

2012年 晩冬

日本郵政グループ労働組合関東地方本部
執行委員長  小室 隆行



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