ユースネットワーク役員セミナー「ユースステーション」を開催
2017年5月12日
関東地方ユースネットワークは、2月11日(土)~12日(日)に群馬県・磯部ガーデンにて、ユースネットワーク役員セミナー「ユースステーション」を開催し、51支部から2名ずつ選出された支部ユースネットワークの代表に参加いただきました。
1日目は、特別講師に夏川立也氏をお迎えし、「空気次第で成果が変わる、パワーコミュ ニケーション」と題し、講話をいただきました。
夏川氏は、京都大学在学中に落語家・桂三枝氏に弟子入りし、その後吉本興業の芸能人としてTVをはじめ幅広く芸能活動をする傍ら、自ら会社を設立する企業家としての一面も持ち、利害関係を超えた社会貢献活動にも取組むという多岐にわたる異例のキャリアの持ち主で、「ポジティブな空気が組織としてもモチベーションを上げ成果に直結している。自分の発する雰囲気を振り返ってみよう。楽しく明るくポジティブな環境をつくることが大切」と笑いを交えながらお話しいただきました。
講話後は、「遊びに行くなら海or山」・「労働運動は結果重視orプロセス重視」等、難易度に幅をとったテーマを用意し、6人1チームの対抗戦でディベートを行いました。チームの中で相談しあって発言したり、対戦相手チームの意見に耳を傾けたりと「話す力」「聴く力」を養う時間となりました。
2日目は、JP共済生協・小野瀬地方部長から「共済商品と世話役活動」と題し、共済は助け合いの精神で生まれた制度であることの確認や共済金の請求方法、おすすめの共済商品について自身のこれまでの経験を交えながら講話いただきました。
その後、関東地方ユースネットワーク常任幹事会を代表して、齋藤常任幹事、有坂常任幹事からユースとしての組織拡大について等身大の言葉で説明したうえで、組合加入促進のロープレを参加者に実践してもらいました。
カリキュラムの最後は、関東地本・川上執行委員から「JP労組の政治活動」として、今の政治情勢や労働組合と政治活動の関係性、政治資金規正法とみらい研について講話をいただき、今後もユース組合員こそ政治に関心を持たなければならないことを再確認しました。
本セミナーは「ユース役員としてのスキルアップ」を目的として開催しており、今回は「コミュニケーション力」「人を巻き込む力」「話す・聴く力」「ユース役員としての必要な知識の底上げ」等、たくさんの要所を盛り込みました。これから、新入社員のJP労組加入に向けた取組みや中央ユースネットワーク主催の全国イベントがあります。新入社員の全員加入、共済加入や各種レク活動への参加の声掛けなど、今回のユースステーションで学んだことを活かし、関東地方ユースネットワーク一丸となって取組んでいきます。
【報告:関東地方ユースネットワーク副議長・千明万紀子(渋川支部渋川局)】