ホーム連協・支部活動報告栃木連協・支部活動報告
栃木連協・支部活動報告


JP労組栃木 ジェンダー平等推進セミナーの開催

2024年4月25日
IMG_0167

 JP労組栃木は、2024年4月20日(土)宇都宮市:ホテルニューイタヤにおいて、ジェンダー平等推進セミナーを開催しました。本セミナーは、皆がともに安心して生活し働くことが出来る社会の実現・職場環境の整備に向けた議論を深化させるため、ジェンダー意識の醸成に向けて1年に1回開催しているものです。

 

 

 本年度においては、世界一受けたい授業の東大生100人へのアンケートで、東大生が受けたい抗議NO.1に選ばれた人気教授の瀬地山角氏を講師にお招きし、「笑って考えるワークライフバランス」と題して講話をいただきました。瀬地山氏からは、「数人の中に女性がひとりという状況で発言はできるのか」「女性としての意見を聞かせてほしいという言葉は善意なのか、男性には男性全体としての意見を求めていない、女性個人の意見を聞くためには最低でも3割が女性でないといけない」「意識決定時に男女比のゆがみがあると結論も歪んでしまう。国会議員の半数が女性なら、すでに選択的夫婦別姓は実現している。」「労組の会議は18時過ぎから始まることが多い、また最後は呑み会で話し合っていたら、男女を問わず子どもを持っている人は参加できなく、意見が反映されなくなる。帰宅後にZOOMを活用したリモート会議も良いが、夕食を作りながらでは参加できない。ランチミーティングを活用した会議体系も考えるべき」など、女性視点・男性視点の双方の立場から話されていました。

 

IMG_0167

 

 急速に社会が変化する中で、会社はこうあるべき、労働運動はこうあるべきなどと古い常識に固執せず、私たちの意識も時代とともに変化しなければいけないと感じたところです。引き続き、ジェンダー平等推進に向けて活動を進めてまいります。



ページトップ
日本郵政グループ労働組合中央本部