JP smileプロジェクトの更なる発展を目指して~JP smileプロジェクト福祉型労働運動推進担当者会議~
2014年11月4日
2014年10月4日(土)さいたま市において、『JP Smileプロジェクト』2014年度福祉型労働運動推進担当者会議を開催しました。
今回は、沖縄地本北部支部を招き、関東地本の支部担当者および支部書記長ならびに連協担当者を対象に、講話をいただきました。
両委員長から支部へのメッセージ
関東地本を代表して小室執行委員長より、「前年度は関東地本内49支部中42支部が実施しているものの、運動のレベルアップが必要。労働組合が企業内だけではなく、地域社会づくりに参画しなければならず、新しい運動モデルを創造していく。今年度より、『心ひとつに運動』は、『JP Smileプロジェクト』と結合した。福祉型労働運動を新たな結集軸としたい。今回は沖縄地本北部支部の取り組みを報告いただくことにより、今後のヒントとしていただきたい。学ぶことも必要であるが、実行することが大切である」とあいさつがありました。
沖縄地本の東盛執行委員長からは、「労働組合として、組織内の運動だけではなく、地域に目を向け、社会に貢献する活動を行わなければならない。そのためには、常にアンテナを高く持ち、地域のために自分たちに何ができるのかを考え、支部役員が連携・協力して取り組む活動としなければならない」とごあいさつをいただき、参加者全員で受け止めたところです。
沖縄地本北部支部からの取り組み報告
北部支部の平良支部長からの取り組み報告では、地元の小学生が手作りしたポストを高齢者に寄贈し、設置する活動である「ふれあいポスト」について、「開催ごとに、内容や規模を見直し、継続して取り組みを行ってきた。役員がアイディアを出し、地域との協力により事前準備を整えた。活動を通じて地域住民の方々とふれあう中で『労働組合』という組織を知ってもらうことができた。そして郵政事業ならではのアイディアにより、活動することができた。そのうえで、一番の収穫は多くの人の笑顔を見ることができたこと。組織内の活動だけでは味わうことのできない喜びだった」とご講話いただきました。
沖縄地方本部我如古書記次長からも、「新たに始める活動の難しさと役員間の連携・協力なしに実施できない活動である。まずはやってみることが重要。そのうえでステップアップを目指すことが大切」とお話いただき、支部におけるJP Smileプロジェクト企画・立案に刺激を受けました。
関東での実践に向けて
2013年度の分析および2014年度の取り組み方針について地本より提起を行い、その後グループ討論を行いました。
グループ討論では、グループごとに用意されたテーマで、役員間の連携策および、実施に向けての事前準備等、「だれが、何を、いつまでに、どのように」取組むのか、具体的な議論を重ね、模擬企画書を作成しました。
地域社会に根付いた事業である、郵政グループとして、どのように地域社会に係わっていけるのかが課題であり、それぞれの支部、地域の特色に合わせた活動をまずは行ってみること、そして継続した活動とする中で、見直しを行い、発展させていきたいと考えています。
支部においても、様々な活動を行っていきますので組合員の皆さんの積極的な参画をよろしくお願いします。