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「心ひとつに運動」全国交流集会開催される!

2013年4月23日
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 3月9日(土)~10日(日)に仙台市において、全国から200名が参加して「心ひとつに運動」全国交流集会が開催されました。交流集会の一日目は、メルパルク仙台において、主催者あいさつ、記念講演の後、9グループの被災支部・サポート地本から、2012年度に行った、相互交流や作業ボランティアの報告がありました。関東地本と岩手南リアス支部の活動報告は、関東地方ユース村川議長と、岩手南リアス支部出身の東北地方ユース菅野幹事から、初年度のボランティア活動から発展した相互交流の報告を中心に発表されました。

 翌日は、東北郵政研修センターで、交流集会参加者全員の出席による「JP労組東日本大震災慰霊式」が行われました。その後、仙台市若林区の被災地を視察して終了となりました。

 

「心ひとつに運動」全国交流集会に参加して

 全国交流集会2日目の10日は、JP労組東日本大震災慰霊式と被災地を訪問しました。東北郵政研修センター内の東日本大震災郵政慰霊碑の前にて、全国集会に集まった参加者全員で黙祷を捧げました。その後、仙台市若林区の海岸沿いにある荒浜地区へ向かいました。バスの車窓からの荒浜地区は、津波の影響を大きく受け、更地となって何もない様子に言葉も出ませんでした。
 荒浜地区では、避難タワーの役割を果たした荒浜小学校と震災犠牲者を追悼するために建立された観音像を視察しました。観音像の脇には地元住民が建立した木製の慰霊塔も建立されていました。
 また、地元の被災者の語り部による震災体験談をお聞きすることができました。その話しのなかで、災害危険区域に指定されて、もう戻れない区域になってしまったが、再生、再会をめざして、家の基礎しか残っていない場所に、黄色いハンカチを掲げる取り組みをしているとの報告があり、実際にあちらこちらに黄色いハンカチが風にたなびいていたのが、今でも印象に残っています。
 さらに、観光バスのガイドさんが、震災時の生々しい話しを涙ながらに話す姿に、3.11から2年が経ちましたが、まだまだ震災が続いていると感じました。
 今回、全国集会に参加して、あらためて「3.11を忘れない」、「風化させてはいけない」と強く心に思い、これから岩手南リアス支部の皆さんとも「交流を深め」、「絆を深め」、「心ひとつに」心を交わしていきたいと思います。

 

(報告:地方女性フォーラム事務局長 赤川由希)





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