4月を迎えるにあたって
2023年4月1日
新しく日本郵政グループに入社した皆さまへ
日本郵政グループ各社の新入社員の皆さま、このたびはご入社おめでとうございます。日本郵政グループ労働組合関東地方本部執行委員長の関口聡です。
私たちは、日本郵政グループ各社とパートナー関係にある日本郵政グループの労働組合(通称「JP労組)です。
労働組合は、皆さんの雇用を守り、安心して働ける環境整備、労働条件の維持・向上をはかるためにつくられている組織です。あわせて、健全な会社経営を果たすために現場からのチェック機能を果たしています。これらは、企業の規模が大きければ大きいほど必要であり、社員のみなさんがやりがいをもって安心して働ける環境を守り続けていくためには、会社と労働組合が協力して現場の声に向き合い改善をはかることが大切です。
JP労組は、新入社員の皆さんが安心して仕事に取り組めるように、丁寧なサポートを行っていきたいと考えます。JP労組には、各職場に役員がおります。役員は、皆さんと同じく郵政グループで仕事をしている先輩社員です。現在、不安なことやわからないこと等、ぜひ先輩に相談してみてください。
企業で働く者が労働組合に入ることは特別なことではありませんし、多くの社員が自らの暮らしをよくするために、加入していることでその責任を果たしていくことができます。
私たちは、新入社員の皆さんを仲間に迎え、皆さんにとって働きやすくてやりがいを持てる魅力ある職場作りをともにめざしてまいりたいと思います。
JP労組の仲間に向けて
新年度が始まりました。新しい職場で心機一転仕事に打ち込む方、同じ職場で業務に邁進する方さまざまおられるかと思います。
4月には、新規採用者も職場に配属されます。自分自身の入省時(当時は国営であり、公務員として郵政省に入省しました)を思い返すと、新しい環境に対する不安がある中でも、優しくて相談しやすい先輩や、厳しくも頼りになる先輩など、さまざまな先輩に支えられ、今に至ります。
そして、後輩たちが困っているときには、自分がそうしていただいたように、よき先輩になろうと思い、声をかけたものです。これは私の思い出ですが、同じように共感していただける仲間も多いのではないでしょうか。
私からのお願いは、事業環境が厳しく、新規採用者が以前と比較し減少傾向にある中でも、数ある企業の中から日本郵政グループを選んでくれた仲間が、事業や職場に不安を抱かないようサポートをしていただきたいと思っています。
そして、全ての社員が安心して日本郵政グループで働くためには、対等な労使自治が欠かせません。そのためには組織拡大を通じた仲間づくりが不可欠です。
ぜひ、新入社員の皆さんに、労働組合の大切さを伝えていただきたいと思います。
結びに
郵政グループが置かれている厳しい経営環境をふまえれば、安心して暮らし、処遇を改善するために、多くの仲間でJP労組運動を行う必要があります。
私たちJP労組は、参加しやすい、参加することにやりがいを感じる「未来創造プラン」の議論を行い、JP労組運動を活性化させていきたいと考えています。
ぜひ、私たちと一緒に楽しく、やりがいを感じるJP労組運動を作り上げていきましょう。
2023年4月1日
JP労組関東地方本部
執行委員長 関口 聡