不寛容な社会から寛容な社会への転換に向けて
2017年12月15日
日本漢字能力検定協会が選ぶ今年の漢字は「北」とのことですが、私は「分」という一文字が深く印象に残っています。
一月に就任した米国トランプ大統領に象徴されるように、自国第一主義の価値観が世界中に広がる中、保護貿易や移民排斥などの排他的な考えから、国と国、人と人との「分」断意識が拡大しています。また国内に目を移せば、衆議院の解散総選挙を契機に安倍一強体制を倒すために下した民進党の判断は、受け皿となるべき希望の党との考えの相違によって、当時民進党に所属していた衆議院選候補者は「分」散して選挙戦に突入、現在では、衆参両院ともに民進党は「分」裂した状況にあります。
団結と連帯を重んじる労働組合としては、分断や分裂に対して違和感を禁じえないところであり、不寛容な社会から、「分」かち合いの共生社会への転換に向け、社会的な運動が求められていると考えます。
そういった中、2019年7月に執行される第25回参議院選挙では、「小沢まさひと」(JP労組中央本部副執行委員長)組織内候補として擁立して闘うことをJP労組は決定しました。
小沢候補は、『結(ゆい)』をメインスローガンに「協働&共生社会を目指す」という主張を掲げており、不寛容な社会からの転換に向け、関東地本は組織の総力を挙げ、勝利に向け取り組むこととします。
以 上