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「なでしこジャパン」の快挙に学ぶ

2011年8月1日

 猛暑日が続く毎日ですが、組合員の皆さんお変わりございませんか。

 

 日ごろからJP労組運動の発展に向けてご支援とご協力をいただき、本当にありがとうございます。

 

 私は、7月7日から8日に開催されました第4回定期地方大会において、JP労組関東2代目の執行委員長に選出いただきました。もとより浅学非才の身ですが、今後ともご指導のほどよろしくお願いします。

 

 さて、先日、久々に明るいニュースが届きましたね。そう、ドイツで開催された女子サッカーワールドカップ「なでしこジャパン」の活躍です。

 

 関東関係では、千葉県出身の宮間選手、私と同じ栃木県出身の安藤、鮫島選手、クラブがあるジェフユナイテッド市原・千葉レディースや浦和レッズレディース所属の選手が出場しており、私も早朝から(年のせいか勝手に目がさめてしまう?)俄かファンとしてテレビの前で応援しました。そして優勝という快挙はもとより、決して諦めない姿勢や体の大きな外国人選手に対しパスサッカーという戦術で必死にボールを追いかけるプレースタイルは、私だけではなく被災地をはじめ多くの国民に感動と勇気を与えてくれました。感謝、感謝の心境です。また、澤選手のキャプテンシーや佐々木監督の「横から目線」と言われる指導スタンスは、労組役員の私にとって大きな刺激となりました。

 

 今、私たちは、混迷と低迷を極める政治情勢や非常に厳しい経営環境の中で、甚大な被害をもたらした東日本大震災への対応、郵便再生とグループ健全経営の確立と郵政改革関連法案の成立、そして新たな郵政労使における春闘の構築等、将来展望を切り拓くために乗り越えなくてはならない、いわば大きな壁に直面しています。

 

 「なでしこジャパン」は、決して諦めず、一生懸命努力すれば夢は叶うことを教えてくれました。

 

 私は、JP労組結成大会で中央本部に行きましたので、約4年ぶりに関東に戻りました。中央執行委員の時は、その任務から、全国を走り回り、多くの仲間と出会い、貴重な意見と職場実態に向き合う機会を得ました。そうした経験から、私なりに感じている早急に地方本部がすべきことは、ひとつに「現場に神宿る」との言葉がありますが、「現場にこそ真実と知恵がある」、真の現場主義による企業風土改革を目に見える形で進めること、二つに「緊張感のある対等な関係」をベースにした労使関係の構築のうえに、持続成長可能な郵政事業を構築すること、三つに、運動の座標軸と組織の結集軸を明確にしたうえで、組織基盤を確立し力強いJP労組関東のチーム力を構築すること、四つに、構想力、実行力、そして決断力による、地方本部のリーダーシップを発揮することだと想っています。そして、こうした課題に真正面から向き合い愚直に、そして真剣に取組むことで、必ず展望が拓けると確信しています。

 

 組合員の皆さん、心ひとつに、一歩、一歩、着実な歩みを一緒に刻みましょう。

 

 これからが夏本番です、くれぐれもご自愛のうえご活躍ください。

敬具

2011年 盛夏

日本郵政グループ労働組合関東地方本部
執行委員長  小室 隆行



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日本郵政グループ労働組合中央本部