金融2社の職場代表者が集い、職場改善に向けて知恵を出し合う~ゆうちょ銀行・かんぽ生命職場代表者会議~

2015年12月21日

 12月12日(土)に関東支社会議室において「ゆうちょ銀行・かんぽ生命職場代表者会議」を開催しました。ゆうちょ銀行の直営店、地域センターおよびエリア本部、かんぽ生命の店舗から、職場実態をよく知る職場代表者が出席し、意見・提言の取りまとめや株式上場の実態を共有しました。

 

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 会議冒頭、小室委員長から、「グループ3社が株式同時上場を果たし、収益性や将来性が一定の評価を得た。懸命に働く組合員の努力の賜物である。しかし、組合員からは、これまで以上にコスト削減や数字のみを追い求める営業となり、労働条件や働き方に影響が出るのではないかとの不安の声が寄せられているが、働く者にとっては、労働協約が大きく変わったわけではないため、株式上場を直接の要因とした雇用や働き方に大きな変化は生じにくいと思う。健全経営に向けたチェック機能を高め、雇用と労働条件を守りたい。現在、グループ3社と上場企業に相応しい労使関係の構築に向けた労使共同宣言の締結準備を進めている。本日の会議では、遠慮なく職場実態を報告頂き、現場の知恵を披瀝頂きたい。また、郵政を取り巻く環境の政治的テーマの決着は着いていない。だからこそ『なんば奨二』議員の再選が不可欠となる。皆さんのご支援とご協力をいただきたい」とのあいさつがありました。

 

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 その後は会社別に分かれて、布野中央執行委員(ゆうちょ担当)および坂根中央執行委員(かんぽ担当)から、各社を取り巻く環境等について講話を頂き、参加者との意見交換を行いました。
 続いて、これまで職場での意見集約を通じて取りまとめた内容を基に、グ

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ループに分かれて現状の共有化と意見提言のさらなる豊富化に向けた論議を行いました。
 また、会社講話として、ゆうちょ銀行:薬丸本部長、かんぽ生命:宇田川執行役本部長から、会社の将来ビジョンや企業風土改革、職場労使関係の目指すべき姿について講演いただきました。

 

 

 会議の最後に、篠原書記長より「職場の意見を持ち寄って開催した会議。本日の論議を基に、地本で対応すべきことや中央本部に要請すべきことを展開していく。職場でもできる対応をしっかりと行ってほしい。JP労組として対応するには組織力が重要となる。これからも協力いただきたい」と会議のまとめを行い、閉会となりました。

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 参加者からは、「職場で起きている課題を共有することができた」「職場の改善に向けた取組みとして今後も開催してほしい」との意見をいただきました。
 関東地本は、会議での論議を受けて、エリア本部との要求交渉等を展開し、職場で実感できる改善に向けて、取組んでいきます。





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日本郵政グループ労働組合中央本部