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巳年に想う〜復活と再生、そして変化と転換の年に〜

2013年1月21日

 拝啓 組合員の皆さん、お元気ですか。

 選挙繁忙に続いての年末始繁忙、大変お疲れ様でした。

 関東地本は、1月15日に「2013年新春の集い」を開催しました。 私は主催者を代表し、新年の決意を含めて次のようにあいさつしました。 一読いただければ幸いです。

 2013年が、皆様にとって明るく実りの多い年となるようお祈り申し上げます。

 

 新年おめでとうございます。

 本日は、公私共にご多用のところ、ご出席を賜り大変ありがとうございます。

 また、日頃からJP労組関東に対し、ご支援とご指導を賜り感謝申し上げる次第です。

 そして、東日本大震災の被災地で復興再生に奮闘されている皆様、この埼玉の地にも多数おられる、故郷を離れ避難生活を余儀なくされている皆様が一日も早く穏やかな生活を取り戻せるよう願うとともに、関東も被災地であることを忘れず、復興を支援する「心ひとつに運動」に全力で取り組む決意を冒頭に申し上げたいと存じます。

 

 さて、本年は巳年でございます。 十二支における巳年の意味は、「草木の成長が極限まで達して、次の生命が宿される時期」とされ、脱皮という生態から「復活と再生」の年とされております。

 そこで、直近の巳年の出来事を調べて見ましたところ、24年前の巳年、1989年は、1月に昭和天皇の崩御を受けて「平成」の幕開けとなりました。

 4月には、現在、増税の道を歩んでおります「消費税」が3%で施行、7月は参院選で、「おタカさんブーム」の社会党が大躍進、さらに、11月には、連合が発足し、従来の労働運動の枠組みを大きく変えた年でした。

 そして、前回の巳年、12年前の2001年には、1月の中央省庁再編で郵政事業庁がスタートしました。

 4月には、あの第1次小泉内閣が誕生し、新自由主義がわが国を席巻し、「弱者を切り捨て、格差を拡大する社会」が進み、郵政民営化へとつながりました。

 さらには、9.11アメリカ同時多発テロが勃発し、その後の国際秩序に大きな変化をもたらしました。

 このように振り返ってみますと、巳年は、「復活と再生」とともに、大きな変化と転換の年と言えるのではないか思います。

 

 そんな巳年に直面している二つの大きな課題に触れたいと思います。

 まず、一つ目は、「新たな郵政づくり」です。

 昨年、私たちの悲願でもあり、多くの関係者のご尽力で成立した「改正郵政民営化法」を受け、10月1日に郵便局会社と郵便事業会社が合併するなど、郵政新時代に向けたスタートを切ることができました。

 

 しかし、今年が改革の本番であり、一刻も早く統合メリットを最大限発揮したうえで、健全経営の下で国民利用者の信頼と働くものの誇りを取り戻す必要があります。

 関東としても、株式上場、新規業務、上乗せ規制撤廃など、多面的な政策を視野に、労働組合と地方の立場から、良い意味での変化と転換を図りたいと思っております。

 

 二つ目は、政治の課題です。

 昨年の衆院選では、民主党が壊滅的惨敗を喫し、3年半ぶりに自民党が与党に返り咲く結果となり、「政権再交代」という変化と転換が起きました。

 時代の逆戻りと郵政政策についても少なからず影響があるものと危惧しているところです。同時に平和と民主主義の危機も感じております。

 民主党には、生活者、勤労者に依って立ち、社会的弱者に政治の光を当てる、そんな結党の原点に立ち返り、党の再生のために、まさに主体的な変化と転換を図ってほしいと思います。

 

 そうした暗雲漂う中に一筋の光とも言うべきは、本日お見えの組織内議員の「奥野総一郎」さんが、見事2期目の勝利を飾ったことです。

 この勝利で特筆すべきは、民主党から2期目に挑戦した78名の内、当選者は5名だったと言うことです。

 

 大変な逆風の中で一番難しいと言われる2期目を乗り越えることができました。

 この3年半、毎日、駅頭に立ち政策を訴えた初心を忘れず、難波議員とともに、国会を舞台に郵政事業の発展に向けて中心的な役割を果たしていただきたいと思います。

 この勝利には、関東局長会の皆様の昼夜を分かたぬ取り組みがありました。また、「オール郵政の力」がありました。

 皆様に改めて感謝申し上げる次第です。

 

 そうしたことからも、本年の夏に執行される第23回参議院選挙は、さらに重要な意味を持つこととなりました。

 JP労組は、「さだみつ克之」特別中央執行委員を組織内候補として比例区から擁立することを決定し、現在取り組みを進めています。

 郵政の将来と安全・安心社会の実現のために、決して負けられない闘いです。

 関東としても、やるべきことをやるべき時にやり抜き、必勝の二文字に向け、応分の責任を果たしたいと思います。

 

 昨日は、大変な大雪で、地本へ向う途中、大宮駅で上り電車が全部ストップし、タクシーを2時間待って、やっと着きました。

 その雪が降り続ける中でも、黙々と取集や配達作業に従事する仲間の姿がありました。私達のユニバーサルサービスは、こうした仲間によって支えられていることを、改めて実感したところです。

 この冬は、日本列島に幾度となく大寒波が押し寄せ、関東地方でも厳しい寒さが続いております。北国で大雪、野菜の高騰などの被害も出ている模様です。

 外務社員のご苦労を忘れてはならないと思うと同時に、私たちの周りには、経営課題、13春闘、人事給与制度改革など、冬の厳しさにも似た難題が山積しています。

 しかし、冬は、大地が力を蓄え直し、有機物をエネルギーに変えてこれからの惠に備える季節とも言われます。

 この試練に立ち向い、乗り越えてこそ、本当の組織力が育まれるものと思います。

 

 また、昨年末に「京都府の木村次郎右衛門さん(115歳)、ギネス社の長寿世界一に」との報道を目にしました。

 翁は郵便局OBだそうで、65歳まで勤務されたそうです。

 そうしますと退職後、丁度、50年、半世紀の歳月が過ぎたことになります。

 また、郵政事業は、2021年に創業150年を迎えます。

 先輩達も冬の厳しさにも似た試練を乗り越え、現在があるわけで、改めて歴史と伝統の重みとその責任を肝に銘じながら精一杯頑張る決意を新たにしております。

 結びに、長寿世界一にあやかり、皆様のご多幸とご健勝を祈念申し上げて、年頭のごあいさつといたします。

 

本年もどうぞよろしくお願いします。

敬具

2013年 初春

日本郵政グループ労働組合関東地方本部

執行委員長  小室 隆行



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