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一期一会

2018年4月27日

 4月19日(木)~22日(日)にかけ、スリランカ民主社会主義共和国に訪問してきた。関東地本がスリランカとの交流を行う理由は、2002年に当時の全逓千葉の取り組みを起源とし、現在も続いている国際貢献活動を関東地本は独自で行っており、具体的には、JP労組も加盟する国際労働組合組織(UNI)に加盟するスリランカ郵便労組組合員のご子息に対して、ワンランクアップを目指す高等教育が受けられるよう、関東地本はUNIを通じて奨学金を授与している。そういった連帯関係から毎年訪問しているものである。なお私を含め訪問した関東のメンバーは、関東地本の次代を担う役員を育成するセミナー生4名。今回、研修の一環としてスリランカを訪れた。

 今回の訪問は、実際に奨学金を受け、大学進学に向け努力する高校生や奨学金を受け見事大学に合格した奨学生の家庭に赴き、奨学生を激励するとともに面談をすること。そしてUNI-SLAC(UNIスリランカ加盟協議会)青年女性委員会との交流が主な目的だった。
 実は私は8年前にも同様な趣旨でスリランカを訪れており、二回目の訪問となることから、経験者として円滑な行程を確保すること。そして地本セミナー生の研鑽を促し、全員が無事帰国することだけに意識は集中していた。それは正直言って、8年ぐらいでは大きな変化はないだろうと思っていたからだ。

 ところが、首都に位置するコロンボについた途端、目まぐるしい発展を目の当たりにした。そびえたつ高層ビルや超一流ホテル、ランドマークタワーなどの建設ラッシュに8年前の面影は薄く、高度成長期の日本を彷彿させる光景に驚愕した。これは、中国政府による「一帯一路」政策が大きくかかわっており、中国は海上ルートにおける中継拠点としてスリランカ国を選び、大規模投資による港湾整備をはじめ、前述した建設工事の多くを中国の資本と労働力がまかなっていたのであった。

 他方変わっていなかったものは、UNI-SLACに加盟するスリランカの仲間の優しさ、温かさだと安堵した。特に郵便労組の幹部の方々は、現地の移動や交流会の運営、アベヤラトネ郵政長官との面談や中央集配センター見学の段取りに至るまで全て協力していただき、三日間の短期滞在ではあったが、おかげで内容の濃い訪問が可能となった。

 私はそういった多くの仲間の協力に感謝する意味で、青年女性委員会との交流会スピーチで「一期一会」の言葉を次のように披露した。「皆さんとの出会いは一生に一度しかないかもしれない。この出会いを大切に育んでいき、絆を強くしていきたい」と申し上げた。
 詳しい報告は別途行うこととするが、今回改めて訪れ、UNI-SLACメンバーの労組活動に対するひたむきさ、実直さは素晴らしく、学ぶところが多いと受け止めた訪問だった。
 最後に、私たちのスリランカ訪問に際しサポートしてくれたUNI-Apro(アジア太平洋地域組織)東京事務所の大崎部長をはじめ、協力いただいた全ての皆さんにこのコーナーをお借りして感謝申し上げる。
 
                                2018年4月27日



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